毎年元旦に地元の氏神「松山神社」へお参りに行きます。
近くに多くの神社や寺院がありますが、あまり行きません。しかし、今年は13日に道後温泉本館の南側にある冠山(かんむりやま)の「湯神社」での「初子祭」へ行きお参りしました。
駐車場には屋台が出ていて地元の方の太鼓が披露されたり、神輿が展示されていたり、お祭りのような雰囲気です。
近くにいながらなかなか道後を歩かないのですが、この日は改修された道後温泉をぐるりと眺め、商店街をぶらぶら、まるで旅行者気分で帰りました。
「湯神社」は第十二代景行天皇の勅命により建てられたと言われる由緒正しき社。
湯神社には道後温泉の守り神・大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。宝永大地震(1707年)で湯が止まったとき、祈祷を捧げると再び湯が湧き出たことから、それに感謝して神楽(かぐら)を奉納したのがきっかけ で、毎年3月には湯祈祷祭が行われています。湯神社は湯の神様にちなんだ様々なご利益がありますが、出雲大社とゆかりが深いことから、縁結びのご利益もあるといわれています。
昨年からEDA(エヒメデザイン協会)で開催されている「伊豫歴史座学」の影響なのか、もう少し道後や愛媛のことを知ることの大切さを感じるようになりました。
どういう方が関わり、どういう歴史や経緯でこの界隈ができ、守られているのか、知ることで少し愛着が湧いたようです。
湯神社
神輿の周りにテーブルと椅子が並べられており、食事ができるというのはいいアイデアだな
和太鼓の演奏がよく似合います
道後温泉の全貌
入浴料金表、改修後少し値上がりしているのかな
道後温泉の北側、左に玉の石があります
お休みの日には観光客も多く、たまには散策してみるのもいいですね