松山市民会館中ホールへ
テニス仲間のご案内で朗読劇「この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナガサキ」を見にいきました。というか聞きにいきました。
以前、広島の友人が帰ってきたときに、広島へ会いに行き、初めて原爆記念館に行った時、重い衝撃を受けたのを思い出しました。記念館に残されたモノモノモノ、これらが物言わぬメッセージを放っていました。
ただ、そこにいる人々に何が起こり、どうだったのか知りたくて行くことにしたのです。
会場では、旺なつき・かとうかず子・床嶋佳子・西山水木・根岸季衣・原日出子の6人が変わり交代に朗読していく流れに休憩はありません。
戦争中とはいえ、晴天の8月6日の朝の情景からはじまり、親子・食事・友達・遊び・学校・奉仕の何気ない1日の始まりのひととき、罪のない人々に対し、一瞬の光とともに晴天だった空は真っ黒に変わり景色は一変する・・・・・・
子供達がこんなに犠牲になったとは、本当に嘆かわしい出来事、どんな気持ちでと考えるだけで涙が止まりません。
生きるとは、幸せとは・・・絵や映像が無いだけに想像と頭の中の映像は膨れ上がります。
読書するのに似ていると思います。人それぞれに頭の中の映像は違うでしょうが、生きている者がどう生きていくかを感じ考えるべきだと思います。
日本人が決して忘れてはいけない8月6日と9日の事実、心に焼き付けました。