デザインの図書館

宇和島の薬師神 親彦氏を訪ねました。
昨年の11月にエヒメデザイン協会開催の「中西元男氏をお迎えして迎えして…2023EDAシンポジウム」
その時から薬師神さん宅をお訪ねしたいとお話していて、ようやく3月6日に清水会長と二人でお伺いすることができました。
中西元男氏を師と仰ぐ私としては、薬師神さんのお話はとても未知の世界で勉強になります。
この世代の、特に桑沢デザイン研究所卒業の方々のデザインに対する情熱には脱帽するばかりです。
バウハウスのお話や桑沢での授業内容など、自分が学んできたこととは一線を画すことばかりです。
80を過ぎて真摯にデザインやアートに向き合う姿勢がとても初々しく感じました。
学生時代からの作品や資料など、大切に保管されていることも、その時の様子を語るのにとてもわかりやすく羨ましさすら感じます。
自分の中にある感性をどう掘り起こしていくのか、あらためて学ぶことはまだまだあるんだと知り、最近見るTV番組での歴史上の人物(葛飾北斎・伊藤若冲など)にも興味津々になっています。
羨ましいぐらいに美を探求する姿がそこにはあります。

この日の夜7時からは、薬師神さん宅からEDA連絡協議会にZoomで参加、リーフレットの刷新やWEBの改修などの議題はありますが、まずZoom環境設備の充実が先にすることだと痛感しました。
予算の少ない当協会において、ストレスなくZoomで会議に参加できる環境設備を整えることの方が、市外の参加者や会員募集にも繋がるのではないかと考えるからです。
ネット環境が当たり前の時代に考える優先順位を会員に問わなければなりませんね。

翌日、天候にも恵まれ、近くにある伊達博物館で宇和島の歴史に触れ、花の季節にはまだ早いけれど、天赦園で梅の花を観賞し、庭の手入れの様子を見ることができました。
その後、赤松海岸自然海浜保全地区へ、静かな海と覗き岩、いい景色を堪能しました。

興味をそそるもの達が棚に並ぶ

話の中身を説明する資料が並ぶ

薬師神さん宅からEDA連絡協議会にZoomで参加

伊達博物館で兜をかぶる

嫌がる清水会長にもかぶってもらう

梅の花が晴天によく似合う

伊達政宗が隠居後詠んだ

馬上に少年過ぎ 世は平にして白髪多し
残躯は天の赦す所 楽しまずして是を如何せん

が名の由来らしいです

天赦園の鯉たちは食欲旺盛

太鼓橋状の藤棚
花はまだだが、土台の手入れが行われています

伊達家の家紋「竹に雀」にちなみ、さまざまな珍しい種類の竹が池を巡るように植栽されています

赤松海岸自然海浜保全地区で見た穏やかな海

覗き岩
この付近はいい景色でした

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