東京銀座Oギャラリーにて、2度目の「吉岡淳夫彫刻展」
2024年9月16日から22日まで東京銀座Oギャラリーにて開催されます。
1980年(昭和55年)春、彫刻を始めて45年目になる吉岡淳夫氏。
30年余り人体をメインに制作してきましたが、15年くらい前から、人が立つ、座る、臥す、そのフォルムの中にある強くて重要なエッセンスを表現していこうと思うようになり、シンプルで抽象的な作品を作り始めました。
2021年10月11日から17日まで東京銀座Oギャラリーにて初の銀座での作品展を開催して以来、2回目の開催となります。
今回の作品について
2018年樹齢六百年ひのき、2021年樹齢千年さわらに出会い、雷が落ち天辺から裂けて、風雨にさらされ朽ちていくのに抵抗して立ち続けていた姿に心を動かされ、そして、木に降りそそぐ太陽・月・雨・雪・風、さらに、動物・鳥・虫・蟻・微生物にいたるすべての痕跡を取り込んでいこうと思いました。
今回の作品たちは、木をとりまくすべての事象と私のコラボレーションです。
幼少の頃から山に連れられていき、さまざまな木に囲まれて今日まできました。
彫刻を始めて40年を過ぎて出会った樹齢千年の木に、どこまで切り込んでいけるか、臆することなく立ち向かっています。
何百年、そして、千年と自然が作った形状に切り込んでいく感性と決断
貴方の目でご確認いただきたいと思います。
Oギャラリー
稲門建築会
千年生きていく中で、、裂ける・朽ちるという自然の造形を切り取ります。
案内状にも利用された作品
吉岡淳夫氏の新しい境地の作品が並びます。