アーティスト拓実君のお母さんが新作を持って訪ねてくれました。
その絵は、サロンや展示会のためでもなく、絵画教室で指導されたわけでもない、拓実君の自由で描きたい絵なのです。
以前からお母さんのサポートや絵画教室での指導の入った絵じゃなく、拓実君の自由奔放な絵が見たいと話していました。
参考の写真や図鑑などを見ないでフリーで描き上げるのが恐竜です。
私はこういう絵が大好きです。
人目を気にせず、描きたい絵に没頭する、時間を忘れる・・・これからもそんな絵を描き続けてほしいと願っています。
正直、「この展示会には〇〇な感じの絵が通りやすい」とか「この審査員は〇〇な感じの絵が好き」とかいう話はうんざりです。
こういう話を聞くと「気にするな!ぶち壊せー!」とついつい過激な言葉が出てしまいます。
拓実君には人の好みに合わせた、こじんまりした絵描きにはなってほしくないと勝手に思っているのです。