日本料理さわふく
友人であるオーナーが出店を考えていて、それが日本料理だというので驚き、料理長を雇い展開するというので、その店舗の表現を考えるのに少し緊張した思いで取り組みました。
それは、自分が日本料理にはそんなに縁がなかったということもあり、調べる・食べる・学ぶ、知らないことがたくさんありました。
「さわふく」の「澤」は、山間の小さな流れの元や渓流へとつながる水の源を、「福」は、幸い、福禄を意味します。
日本料理をあけぼの(日の丸)で表し、水と沢瀉紋(おもだかもん)をモチーフに、幸せになる食の発源地を表現しています。
(沢瀉は水田やため池などに自生する植物。葉の形が矢じりに似ていることから「勝軍草」とも呼ばれ、武人に愛されました。また、「面高」と呼ばれるように「面目が立つ」という語呂にも通じています。戦国大名の毛利元就が沢瀉にトンボが止まっているのを見たあとに戦に勝ったことから吉祥のものとして毛利家の家紋となりました。)
また、「さわふく」の「わ」は「和の味」「なごみ」を表します。
万葉がなの書と、生きのいい食材の落款で和の表情をつくり、料理を楽しみ、心地よい時を過ごしていただくことを願ったロゴマークです。
AD:池田武仁
D:池田武仁
書:藤井順子
Ir:隅川直美
店舗設計:デザインアルボー
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ホテルJALシティ松山の2階に玄関を構えます。
入り口入って受付横のエントランス
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入り口入って見える睡蓮鉢
一人か二人のときにそっと座るカウンター
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窓際のテーブル席
入り口入ってすぐ右手にある「月の桂」と「月の舟」
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四人にちょうどいい部屋
分けて使うこともできる、大人数にも対応できる「花衣」
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部屋の名前は和紙で表現しています
窓際の明るいテーブル席「鳥歌」
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玄関先にあるシンボルサイン