atom group

医療施設や介護施設、デイサービスセンターなど、介護に関することを業態としている「アトムグループ」このグループのシンボル制作を依頼されました。
これまでの各施設のビジュアルは全て社長が考えたそうです。しかし、今回グループの総合的なイメージづくりということで、下記の提案をさせていただきました。

シンボルは心を支える両手を表わしており、また、手遊びで形作る鳥を表現しています。
人は子供の時から手で学び、手を使う事で知恵や工夫を身につけてきました。老いてくれば手を使う事でリハビリをおこない、脳の活性化をはかります。
そして、子供や老人、また、障害者を支えるのは36度5分の体温を持った両手です。手のぬくもりを大切に考えるアトムグループのシンボルとして両の手をモチーフとして、造形したものです。
また、このシンボルは、花や雲や鳥など、創造力をかき立てる造型を意識しています。見る人により違うイメージを持つのも面白くていいという抽象の造形なのです。
英文ロゴタイプは、「原子」と言う意味の「atom」を強調し、二元対比で表現しています。
V.I.計画・名刺封筒類・車両マーキング・広告告知・サイン展開など。

AD:池田武仁
D:池田武仁
D:BuzinArt
Ir:隅川直美

シンボルマーク・ロゴタイプ
車両マーキング
広告/アトムグループの組織を紹介するための告知

アトムグループにはパンを焼く工房と職人がいて、そこで、幼稚園児がパン焼き体験を行なっています。できたパンは訪問介護で向かうご老人に届けられます。
一つ一つの作業が意義をもって繋がっていくことに感銘を受けました。

車両マーキング

車両マーキング

葬祭関連の施設に使用するシンボルマークは色違いとなっています。

サイン展開
design worksアーカイブ