姫だるま ふくひめ
「道後の姫だるま」
古くから伝わる道後の姫だるまの誕生については諸説ありますが、日本初の女帝である神功皇后が道後温泉でご懐妊されたことを記念して、奉り作られたのが由来と言われています。
神功皇后は日本最古の温泉で有名な道後にお立ち寄りになられ、道後の湯で身を清めながら、国家の平和と繁栄、わが身に世継を賜わるよう神に祈りを捧げたのです。
この祈りは神に届き、お腹に子供(のちの応神天皇)をお授かりになられました。
赤い衣のふくよかなお姿の『姫だるま』は、神功皇后のご懐妊のお姿を模しています。
以来、古くから愛媛県で姫だるまは、子供の成長と幸せを願う庶民のマスコットとして、また結婚のお祝い・新築祝い・お誕生祝い・お節句等のお祝い事などに贈られ、福を招くだるまとして珍重されております。
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D:池田武仁