今年4月4日、尾崎くんから一本の電話があり、ショックを受けました。
肺癌ステージ4の知らせです。
義理の父の一周忌で松野町へ帰ってた時だったが、この瞬間に尾崎くんを思い涙が溢れました。
あまりにも尾崎くんの言葉に覚悟を感じたからです。
あの日から尾崎くんに栄養を取ってもらいたくて、何か口にできるものを考えたりしたのですが、尾崎くんは衰弱し、終わり方を考えていたように見えます。
終いの準備のため、電話をかけていました。
そして、自分には尾崎くんの作品の管理を託されたのです。
ぶっきら棒で
さりげなく優しくて
メインじゃなく
サブを好み
人間観察が好きで
納得のいかないことには
目もくれない
合理的で楽観的
興味が湧けば
眈々と調べ楽しむ
自己表現が下手で
下手なことを自分の個性だと思い込む
ハーブが嫌いで
トマトも嫌い
タバコ好き
酒が飲めないのに
その場の雰囲気は大好き
仕事仲間で
先輩で
いつしか親友に
わしが辛いとき
何故かそっと側にいた
そんな彼がいなくなった
寂しくて、きついゴールデンウィーク、安らかに眠ってる顔は古代王国ガンダーラの仏像のようです
合掌