初夏に寂びを感じる

難病にかかってしまった義母を連れて、松野町の実家に車を走らせました。
「人が住んでいない家は傷みやすい」こんなことが気がかりでしたが、義弟がちょくちょく手入れしていて気になるほどではありませんでした。
手が行き届かないにしろ、植栽や石垣などいい具合に寂びていて、趣のある表情をしていました。
人が離れると自然が活き活きするとは皮肉なものです。
川には蛍が飛び、空気は澄んでいます。便利に慣れるというのは悲しいものですね。
歳をとるとこういう場で過ごしたいと思うけれど、医・食・住・友・通など、不便なのかなあと考えてしまいます。

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